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  • 電流が流れない場合
  • バッファー液が漏れる場合
  • 垂直移動板が固定できない。浮き上がる。

  • Q. 電流が流れない
    確認する箇所 対処方法
    ★ ゲルカセット背面スロットに貼ってあるビニールテープは剥がしましたか? ゲルを泳動槽にセットする前にビニールテープを剥がしてください。上部のバッファー槽(陰極側)からゲル内部を流れ下部のバッファー液(陽極側)へ電気が流れる構造ですので、絶縁テープが貼ったままですと、電気が流れないことになります。剥がし忘れていないかご確認ください。
    ★ ゲルカセットの挿入方向に間違いがありませんか? ゲルカセットのセット方向が間違っている場合、上部バッファー液がゲルに接触しないため電気が流れないことになります。必ず、ゲルカセットの切込み(コームの入っていた側)を上部バッファー槽の内側に向けるようにセットしてください。ゲルカセット2枚を使用する場合には、切込み部分を上部バッファー槽に対し向かい合わせにセットしてください。
    ★ 上部カバーの電源ケーブルは正しく接続されていますか? パワーサプライと電源ケーブルの差し込みが緩かったり、外れていたりしていないか 確認してください。場合によってはパワーサプライとの接続が緩い場合があり接触不良を起こす可能性があります。 その際にはプラグ変換アダプタをお求めください。(商品番号 03-115-A)
    ★ 上部バッファー槽の電極プラグ、下部バッファー槽の電極プラグは正しく差し込まれていますか? 上部バッファー槽を下部バッファー槽に挿入する際に 電極プラグが共に正しく差し込まれているかをご確認ください。また、上部バッファー槽は斜めに傾いていなかいご確認ください。
    ★ 上部カバー(蓋)のケーブルを引っ張って 抜いてはいけません。 固定式のケーブルの場合:上部カバーのケーブルを引っ張る行為は、ケーブル内部の電極プラグとの接触不良や断線が起きた場合に通電しなくなります。カバーを外すときはケーブルを引っ張らずに、プラスチックカバー部分を持って取り外すようにしてください。電極ジャックを深めに差し込んでも通電しない場合には部品の交換をお勧めいたします。
    ★ 電極線の断線はありませんか? 上部バッファー槽に付いている電極線は断線していませんか? 断線している場合には修理が可能です。

    Q. バッファー液が漏れる
    確認する箇所 対処方法
    ★ 製品にひび割れや破損はありませんか? 上部バッファー槽や、下部バッファー槽に亀裂が無いか確認してください。ひび割れや破損がある場合には 部品交換をオススメ致します。
    ★ シリコンゴムの不均一な取り付けによるもの 上部バッファー槽に取り付けるシリコンゴムが不均一に取り付けてある場合にゲルカセットとシリコンゴムの密着度が低下し、上部のバッファー液が漏れる原因と考えられます。シリコンゴムを付け替える際には、取り付け溝のコーナー部分はゴムが盛り上がりやすくなりますので、若干引張り気味に取り付け、硬く絞った濡れ布巾などで全体が平らになるように押し伸ばしてください。
    ★ 上部バッファー槽が斜めに固定されていませんか? 上部バッファー槽の下向きの電極プラグが、下部バッファー槽の電極座金のスロット穴に正しく差し込まれていない場合、カセットとシリコンゴムとの間に隙間が生じることがあります。正しく差し込まれているか、装置の側面から今一度確認してください。
    ★ カセットが底までしっかり挿し込まれていますか? ゲルカセットが泳動槽(下部バッファー槽)の底までしっかり挿し込んでありますか?カセットが途中に浮いた状態で固定されていますと、カセットの面とシリコンゴムに隙間ができる原因になります。垂直移動板でカセットを固定する前に、しっかりとカセットが底まで挿し込んであることを確認してください。また上部バッファー槽にバッファー液を注ぐ際には、少量を注いで漏れがないことを確認してから残りの液体を入れるようにしましょう。
    ★ 他社のゲルカセットを使用していて 厚みが足りない場合 [STC-808の場合]プレキャストゲルの厚みが(1枚あたり)5mm以下のものを使用する場合に液漏れが生じます。ご使用される場合には、『(ゲル)厚み補助フレーム Cat No.03-131 2枚入り ¥2,000(税抜)』をご使用下さい。
    [TC-808の場合]現在のTEFCOゲルはカセットの厚みを若干薄く改良しているため、ゲルカセットの厚みが足りずバッファーが漏れてしまいますので、厚み補助フレームのご使用をお勧め致します。ご使用の際には、カセットの背面(スロット穴の開いている面)に合わせて挟み込んで使用します。"ゲルカセット"と"上部バッファー槽のシリコンゴム"との間には挟まないでください。液漏れの原因となります。

    Q. ゲルを固定できない。垂直移動板が浮き上がる。
    確認する箇所 対処方法
    ★ 垂直移動板のすり合わせの汚れによるもの 垂直移動板と水平移動板に汚れや油分(潤滑成分)等の付着がありますと、擦り合わせの部分が滑り易くなり、垂直移動板がうまく固定できなくなる原因になります。洗浄の際に中性洗剤を使用し、柔らかいスポンジを使用してすりあわせ部分を洗うようにしてください。また薄めたエタノール等で拭きあげても効果はでます。ご使用後の泳動槽は常にきれいに洗浄しておいてください。
    ★ 戻しネジの妨害によるもの 戻しネジを付けたままで使用していませんか? 戻しネジは固定した垂直・水平移動板を取り外すために使用します。戻しネジが垂直移動板にねじ込んでありますと、固定の際に妨害されてしまいます。ゲルを固定する際には、戻しネジは取り外しておいてください。

    *以上の内容で解決しない場合は、弊社技術スタッフまでお問い合わせください。