ＳＤＳポリアクリルアミドゲルの作製方法 （ Laemmli法）

●　保存溶液の調製
  1. アクリルアミド溶液：30 %T　 2.67%C
    アクリルアミド................ 29.2 g
    BIS(注-1).................. 0.8 g

    2. 蒸留水に溶解し、全量 100 mlとします。

  2. 分離ゲル用緩衝液：1.5M トリス-塩酸：PH8.8
    トリス(注-2)................18.15 g

    3. 約80mlの蒸留水に溶解し、塩酸でPHを8.8に調整し、蒸留水で全量100 ml とします。

  3. ＳＤＳ溶液：10 %
    SDS........................10.0 g

    4. 蒸留水に溶解し、全量 100 mlとします。

  4. 濃縮ゲル用緩衝液：0.5 M 　トリス-塩酸：PH6.8
    トリス...................... 6.06 g

    5. 約80mlの蒸留水に溶解し、塩酸でPHを6.8に調整し、蒸留水で全量100 ml とします。

  5. 過硫酸アンモニウム溶液：10 %
    過硫酸アンモニウム............. 1.0 g

    6. 10 mlの蒸留水に溶解します（用時調製）。 調製溶液は4℃で保存します。 アクリルアミド溶液は褐色ガラス瓶中で数カ月 保存することができます。その他の溶液（過硫酸アンモニウム溶液を除く）も浮遊物や微生物等の発生がない限りは保存しておいたものを使用することが可能です。
    注-1 : N,Nメチレン-ビスアクリルアミド
    注-2 : トリス（ヒドロキシ）メチルアミノメタン